BLUEDOT(ブルードット)
BDP-1930 / 9インチポータブルDVDプレーヤー
ザビエル谷本の
メーカーさん、ごめんなさい!
超辛口製品評価「BLUEDOT BDP-1930」編−其の弐
さて、前回の其の壱からの続きです。
前回は、「画質」「サラウンド」「機能性」を評価してみました。
今回は、「操作性」「画面サイズ別携帯性(バッテリー装着時)」「バッテリー時間」「付属品充実度」の4項目を評価して みたいと思います。
今回も熱い、辛口評価となってしまいました。
これも一重に、ポータブルDVDの進化を願うからこそ。
とご理解の上お読み下さいませ。
では、調査結果の報告です。
はりきって行きましょう!
<操作性>
[検証]
見た目にはそんなに変わらない。ボタンの配列は全く同じである。
が、BDP-1920にはあった「TOP MENU」「RETURN」が無くなった代わりにBDP-1930では「SOURCE」と「CARD」が追加されている。
「CARD」はメモリーカードとDVDを切り替える為のもの。
「SOURCE」は外部機器への入出端子を切り替えるのに使用するものだ。
| ■YPBPR OUT: | ハイビジョン映像用端子 |
| ■YCBCR OUT: | 標準テレビ放送向けの規格。NTSC(525/60) 向けとPAL(625/50) 向け、画面のアスペクト比4:3および16:9に対応 |
| ■CVBS & S-VIDEO: | OUTCVBSはコンポジット映像端子。 S-VIDEOはセパレート映像端子の略。 |
| ■AUX IN: | 外部入力 |
の4種類に対応している。
ハイビジョン映像用端子などにも対応するようになったのだが、特筆すべきは、BLUEDOT社の新製品としては久々にビデオ−イン機能が復活した事であろう。
BDP-1920にもビデオ−イン機能は付いていたのだが、BDP-1920以降の製品ではビデオ−インが付いているものは皆無となり、ビデオ−アウトだけとなっていたのだ。
そのせいで、新製品が出ても、どうしてもビデオ−イン機能が必要だという理由で旧製品を購入するユーザーが続出し、同社の課題となっていたのである。
このBDP-1930からビデオ−インが復活したことは、この機能が必須である使い方をしているユーザーにとっては朗報となろう。
またビデオ−インを採用してきたBLUEDOT社の次の戦略としては、この機能を活用してTVチューナーのオプションの販売を企画しているようだ。
近日中には発表があるものと思われる。
と操作性から脱線してしまったが、本題に戻ると、上記のような機能が強化されている点は評価できるのだが、それを操作性という点から見ると疑問を感じる。
SOURCEボタンである。
結論を言ってしまうと、ボタンの反応速度が遅すぎるのである。
SOURCEボタンを押して切替を行うのだが、次の項目へ画面が反応するまでに数秒かかる。
変更中は、画面が黒くなるので電源が切れたのか?と心配するほどだ。
また、切替中に出てくる単語が英語表記(YPBPR OUTなど)なのも頂けない。
これでは意味が解らない人がほとんどであろう。
このSOURCEの切替については、他の完成度が高いだけに非常に残念である。
このようなマイナス点もあるが、全体的には前機種のBDP-1920を引き継ぎ、レジューム機能、本体での早送り/巻戻しなど、ポータブルDVDとしての必須機能は備えている。
またボタン数もそんなに多くなく、初めての人でも解り易いレイアウト構成、見易さとなっており、この辺りは評価すべき点であろう。
以上のことから、評価としては、一般のポータブルDVDよりは評価するに値するが、SOURCEボタンのマイナス点を考慮し、厳しく、評価を6とした。
[操作性評価:7.0点]
<画面サイズ別携帯性(バッテリー装着時)>
なぜなら、画面サイズの大きさ以下には出来ないという制約条件があることから、コンパクトにするには限界があるからだ。
よって、画面サイズ毎に、コンパクトさを評価してみようと思う。
今回のBDP-1930は9インチサイズでポータブルDVDとしては大画面を採用しているため全体のサイズも大きい作りとなっている。
カタログスペックによると「240×157×30mm」となっている。
他の7インチサイズのポータブルDVD機と比較すると、縦幅(157mm)、高さ(30mm)は変わらないが横幅が随分と大きい。
その分、開いた面一杯が画面として使用され、迫力ある大きさの画面となっているのだが、正直、カバンで持ち運びというのは、可能ではあるがいつも気軽にという感じではないだろう。
特に女性にとっては、小さめのカバンを持つ人も多いことから、外出用としては考えてしまうのではないだろうか。
ただ、これはそもそもの9インチが大きいという事であり、画面サイズを考慮すると、高さ30mmというのは他の機種と比べても非常に薄く、この点は評価できるところであろう。
画面サイズ別の携帯性のみならず、バッテリー装着した際の大きさも評価してみた。
というのも、SANYOのHP-62、PanasonicのLS-50といったバッテリー内蔵の機種も出てきたことから、ポータブルとして本来の使い方である外出時に、どれだけコンパクトであるかという視点が必要であると考えたからである。
このバッテリー装着時という点では、上記のHP-62とLS-50以外で評価できる機種は、まだ存在しないといってよい。
そんな中でBDP-1930のバッテリー装着時の大きさは、良くはない。が、そんなに悪くもない。
よって上記をまとめた総評価としては、無難な6となるだろう。
[画面サイズ別携帯性(バッテリー装着時):6.0点]
<バッテリー時間>
バッテリーパック自体が前機種と全く同じ物を使用している点から、違いはないものと断定できる。
仕様としては、
・ DVD再生時、液晶表示 ON 約3時間
・ DVD再生時、液晶表示 OFF 約5時間
となっている。
映画1本は十分に見られる時間であり、ポータブルDVDとしては無難なところであろう。
但し、私見では、ポータブルDVDに求められるバッテリー駆動時間としてはまだまだであると考えている。
3時間以下の物は論外、3時間のものでやっと及第点といったレベルであり、今後の劇的な駆動時間の伸びを期待するところである。
現状の機種では、PanasonicのLS-50が別売の大容量バッテリーを使用した場合に約10時間の再生が可能となっているのが、図抜けた存在となっている。
その他の機種は、全て3時間半以下であり、どんぐりの背比べの状態である。
よって評価としては、6とする。
[バッテリー時間:6.0点]
<付属品充実度>
考慮すべき点としては、他社では別売になっている事の多い、カーバッテリーアダプタが付属でついてくる点であろう。
その他イヤホンが付属している点などもポイントとなろう。
またBDP-1930ならではの点としては、高機能であるため、一般的なビデオケーブル以外にSビデオケーブル、コンポーネントビデオケーブルといったケーブル類が付属となっている。
と他社と比較して充実した内容となっている本品であるが、あえて欠点を探すとするとキャリングケースがあげられる。
BLUEDOT社には車載用キャリングケースというものが存在する。
が、この商品は大変人気があるためか別売となっている。
このような人気がある商品まで同梱としろというのはさすがに忍びないところではあるがユーザーの希望としては、人気がある商品なだけに一言伝えておきたいところであろう。
と、無理に欠点を探ってみたが、付属品に関しての満足度は高い。
評価としては高く評価すべきなのだが、上記のわがままをメーカーが将来実現してくれる事を期待し、辛口の7.5とする。
(実現してくれたら満点である10点を差し上げます!→メーカーさんへ)
[付属品充実度:7.5点]
<デザイン>
ディスプレイの周囲もメタリックな枠で囲まれているだけで、9インチの大型ディスプレイを 活かしています。 飽きの来ない、使いやすいデザインです。
[デザイン評価:7.0点]
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