
こんにちは、やまっちです。
DivX6出ましたね! みなさんもう使ってますか?
ところで。
DivX6の最大の特徴に、「ファイルに複数の字幕や音声トラックを収めることができる」という点があげられます。
ただ、自分で作った映像に字幕や音声トラックを作ることなんてほとんどないし、この機能を活用する機会といえば、まずDVDソフトのコピーが思い浮かぶでしょう。
しかしここで注意しなくてはならないことが「著作権」です。
なんでもコピーしてDivXでエンコードしちゃってもいいのか?
著作権とか、だいじょうぶなのか?
技術的なこととはすこしはなれますが、その「著作権」についてちょっと考えてみたいと思います。
「自分で買ったDVDソフトを、バックアップのためにコピーすることも違法なの?」
最近はDVDソフトもずいぶん安くなりました。
毎月毎月、たくさんのタイトルが発売になっていますよね。
超人気の大作映画なら、公開からほどなくして、すぐに1500円程度で購入できたりします。
でも、たくさんのタイトルがどんどん出るということは、店頭やメーカーの在庫からどんどん旧タイトルがなくなっていくということでもあります。
「いつまでも、キレイな映像で、大好きな作品を手元に置いておきたい」ためにDVDを購入しても、物理的にDVDが壊れてしまう可能性もあります。
割れたり、傷ついたり、劣化したり。
そんなときに、じゃあもう1枚購入しましょう、と思っても、もう2度と手に入らない可能性も多々あるのです。
そんなときのために、手持ちのDVDソフトを、「自分のために」1枚コピーしておきたいと思うのは、ごくごく自然な気持ちでしょう。
ただ、市販のDVDソフトの場合、音楽CDなど以上にコピーに関して法律も厳しく、またカンタンにコピーできないようにほとんどのソフトに、「コピーガード」という複製対策が施されています。
DVDソフトの内容以前に「コピーガードを解読してとりのぞく」という行為自体が違法行為にあたります。
ですから、コピーガードのかかったDVDを、フリーソフトなどで出回っている、いわゆる「リッピングツール」で複製することが違法に当たってしまいます。
また、もちろんDVDの映像自体にも著作権が存在しますから、これをコピーし、第三者に配布することも著作権の違反になってしまいます。
コピーガードのかかっていないDVDに関しては、コンテンツ部分の著作権の問題だけなので、個人でバックアップとして持つ分には問題はないと考えられます。
もちろん、友達に配布したりはダメですよ! タダであげてもダメです!
「個人的に楽しむためにDVDやビデオソフトをコピーする場合には、著作権者に対してお金を払わなくてもいいの?」
たとえば、コピーガードのかかっていないビデオソフトをビデオテープにダビングしたり、CDを生テープにダビングしたり、いわゆるアナログ方式のコピーについては、お金を払う必要はありません。
ただ、MDやDVD等のデジタル方式によりコピーをする場合、ユーザーは著作権者に使用料を支払わなければなりません。
個人的に楽しむ場合には、原則として著作権者の許諾を得ずに(=使用料を支払わずに)その著作物のコピーを行なうことができます。
でも、デジタル方式でCDやビデオソフト、DVD等を録音・録画すると、オリジナルと同品質の完全なコピーが作られてしまいます。
そこで平成5年から「私的録音録画補償金制度」というものが導入されています。
これは、デジタル方式で著作物のコピーをするユーザーが、そのコピーに対する補償金を権利者に支払う制度。
「でも、そんなの払ったことないけど…?」
もちろん、ユーザーがいちいち支払うわけにはいきません。
その実際の支払いについては、デジタル方式の録音・録画用ハードやソフトなどを購入した時に、自動的に権利者に補償金を支払うシステムになっています。
つまり、コピー用の生DVD-RやCD-Rを買った時点で、あらかじめデジタルコピーに関する補償金を権利者に支払ってるということになります。
「TV番組を録画したものをDVDに保存してもいいの?」
TV番組を録画して、家庭内で個人的に楽しむことは自由です。
録画してHDDにため込もうが、DivXでエンコードしてDVD-Rに保存しようが、好きにしちゃってください。
ただ、私的使用の範囲を超えては使用してはいけません。
私的使用の範囲とは…。
「個人または家庭内に準ずる関係と認められる人」以外に貸したりあげたりしてしまうと複製権の侵害になってしまうのです…。気をつけましょう…。
ネット上の掲示板などで「ダビングしてください」「してあげます」というのも、好意からであったとしてもダメなんですね。
例として、
学校の先生が自分で録画した番組を授業で使う。…これはOK
自分で録画したTV番組を学園祭で上映する。…これは×
とにかく、営利・非営利関係なく、公共の場で、録画したTV番組を再生するのはダメなようです。
DivXを使ってエンコードした動画ファイルを作ること自体はまったく違法性のない行為です。
自分で撮影したDVカメラの映像をDivXファイル化して配布したり、録画したTV番組をDivXで小さく圧縮して保存したり…これらのことに問題はありません。
ただ、DivXに限らず動画エンコードには、どうしてもちょっとダークな印象がつきまといますよね。
たしかに「違法DVDコピー」のツールとして使われてきたことは否定できません。
でも、DivXというせっかくの便利な技術を「違法コピー」だけに使うのも、「なんだか怪しい…」と遠ざけてしまうのも、どちらも勿体ないような気がします。
正しく知って、自分の判断と責任で、それぞれのライフスタイルに合わせて、賢く使っていきましょう!